3日午後5時50分ごろ、豊見城市翁長の県営翁長高層住宅駐車場で、この高層住宅に住む中学1年の男子生徒(12)が倒れているとの通報が豊見城市消防本部にあった。男子生徒は心肺停止の状態で病院に搬送され、午後7時5分に死亡が確認された。豊見城署は男子生徒が何らかの原因で高層住宅から転落したとみて調べている。
同署によると、男子生徒の腕や脚など複数カ所に骨折が見られるという。関係者によると、男子生徒は風邪気味で、同日昼ごろにインフルエンザ治療薬「タミフル」を服用していたという。
タミフルについては、国内での事例で、児童や少年が服用後に幻覚など異常行動を引き起こすとの報告があり、飛び降りや道路への飛び込みなどによる死亡例も報告されている。
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インフルエンザ大流行中につき、タミフル消費率も異常な高さになっていると思われます。タミフルを服用すると精神障害が起こるという報告もなされており、10代未満に投与する場合は注意が必要です。実際どうなのかは未だにわかっていません。
しかし「風邪気味」で「タミフルを服用」している点が腑に落ちませんね。インフルエンザを疑って家にあったタミフルを飲んだということでしょうか。インフルエンザは迅速検査キットが普及しているので、疑ったらまず病院へ行くことです。副作用のある薬を素人判断で飲むのは感心しません。
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