2011年05月20日

武田薬品がスイス大手製薬会社を1兆円超で買収する

武田、スイス製薬大手を1兆円超で買収−欧州・新興国でプレゼンス拡大

 武田薬品工業は5月19日、欧州や新興国で事業を展開するスイスのナイコメッド社を約1兆1100億円で買収すると発表した。欧州での事業基盤の強化や、医薬品市場の成長をけん引する新興国における事業拡大、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬ダクサスの獲得などを目的としている。買収によって、武田の医療用医薬品の世界売上高ランキングは16位から12位に浮上し、カバーする地域は28か国から約70か国に拡大するという。

 長谷川閑史社長は同日、東京都内で開いた記者会見で、「ナイコメッドと武田のビジネスにはオーバーラップが少なく、お互いの強みを生かした相乗効果が発揮できる」と買収の意義を強調した。

 ナイコメッドの昨年の売上高は約3200億円(買収対象外の米国皮膚科事業を除く)で、このうち欧州で1563億円とおよそ半分、新興国で1248億円と約4割を占める。一方、武田の欧州での売上高は1129億円、新興国は178億円であるため、ナイコメッドの売り上げが加わると、欧州での売り上げは2倍以上、新興国では約8倍に拡大する。武田では、2015年の医療用医薬品の地域別売上高構成比を、▽日本35%(昨年は40%)▽北米23%(42%)▽欧州21%(15%)▽アジア・新興国21%(3%)-と見込んでいる。

 また、ダクサスについて長谷川社長は、「COPDの炎症を悪化させる原因となるメカニズムを阻害し、炎症を抑制するファーストインクラスの経口薬。米国と欧州では承認されているほか、新興国ではCOPDの患者数が先進国以上という調査結果もあり、新興国市場でのプレゼンス向上に寄与する」と説明。15年の売上高見込みは5億ユーロ規模とした。



 武田製薬爆心中。

 市場ってやっぱり大事なんでしょうねぇ。旨みも大きいか。


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posted by さじ at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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