重い病気で入院する子どもと家族を支援する宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」が九月、下野市の自治医大とちぎ子ども医療センターの開設に合わせ、隣接地にオープンする。ハウスは県内初で、国内では五カ所目。一泊につき一人千円で泊まれ、遠方から付き添う家族の心身的、経済的負担が軽くなるほか、子どもも家族といられることで安心するという。多くのボランティアによる運営を計画しており、オープンに向けボランティアを募集している。
ハウスは同大二号館の三階のワンフロアを使い、ツインルーム七部屋のほか、共有スペースとしてキッチンやリビングルームなどを備える。
ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドが出資する財団が設置を進めており、今回は同大がセンターの付属施設として整備後、財団が運営に当たる。国内ではまだなじみが薄いが、米国を中心に二十八カ国、二百五十カ所以上の病院に設置されている。
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こういう施設ができることで子供と家族が一緒にいられるのは良いことです、が、日本では成功するのかなぁ、果たして。アメリカではかなり広まっているようですけれど、それはアメリカ人が病院ボランティアというものを積極的に行うから、ですよね。日本でも私立の大学病院などでボランティアを見かけますが、まだまだ少ないのが現状。こういった施設を運営するにあたっては更に多くのボランティアが必要となってくるでしょう。
興味のある方は、病院に問い合わせてみてはいかがでしょう。結構張り紙してありますよ。