2011年05月04日

脂肪吸引で腸管を損傷し、女性死亡。執刀医逮捕。

脂肪吸引女性死亡:執刀医逮捕 「やむを得ぬ」「驚き」 美容外科医、割れる反応

 S院(東京都豊島区)で腹部の脂肪吸引手術を受けた荒川区の無職、Mさんが死亡した事故で執刀医のH容疑者(37)が警視庁捜査1課に業務上過失致死容疑で逮捕されたことについて、美容外科医師の反応が割れている。理解する見方がある一方、医療行為に刑事責任が問われることへの懸念も出ている。

 逮捕容疑は09年12月、Mさんへの脂肪吸引手術で注意義務を果たさずに皮下脂肪に挿入した吸引管を動かし、内臓損傷により脱水死させたとしている。捜査1課は吸引管を標準より速いスピードで動かしたとみている。H容疑者は任意聴取の段階から「手術は適切だった」と容疑を否認したが、捜査1課は「結果は重大で証拠隠滅の恐れがある」と逮捕に踏み切った。

 日本美容外科学会理事長で医師の保阪善昭さんは「考えられないミスで逮捕はやむを得ない」と話す。患者が高齢だと内臓の筋肉組織がもろいケースがある。保阪さんは「高齢者は手術のリスクが高まるのは当然で、吸引管の操作には細心の注意を払うべきだった」と指摘する。

 一方、日本美容外科医師会に所属する医師の真崎信行さん(53)は「脂肪吸引に携わる医師全員に起こりうる事故で、逮捕は驚きだ」と話す。「いくら注意を払っても、筋肉組織がもろいと腹膜に穴を開けたことに気付かない場合がある」と指摘し、「医師たちが萎縮し、技術が立ち遅れてしまうことが心配だ」と話した。

 国民生活センターによると、脂肪吸引手術を含む美容医療に関する苦情は、05年度の201件から、09年度は287件、10年度は3月8日までで242件と、増加傾向にある

 腹部の脂肪吸引手術では、「手術から4年たってもかゆみがある」「痛みが取れずおなかがでこぼこになった」といった相談が寄せられているという。



 まず美容形成でクレームが多いのは、ちゃんとインフォームドコンセントを行っていても、美の部分であるために「不満」があるということが挙げられます。もちろん医師側の問題として「こんなに良くなりますよ」と効果を過度に伝えている場合もあります。

 そもそもこの脂肪吸引は、もちろん事故が起こる可能性はあるにはありますけれど、それを回避するためにトレーニングや経験が必要なわけで。

 どうなんでしょうかね。終わった後に腹部レントゲンを撮るとかすれば防げる事故だったんじゃないですかね。
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posted by さじ at 02:12 | Comment(1) | TrackBack(0) | 皮膚
この記事へのコメント
記録ドキュメンタリーは司法及び法律が、実際の事実上に元付いた事実を適応するに最重要です。本当に愛する人の涙で土の中に見送られる事はなかった。薫り高い花に埋もれていたけれど『ハムレット』シェイクスピア文節にて
Posted by みか at 2011年05月04日 10:29
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