京大病院でおととし、パキスタン人の患者に行われた生体肝移植手術をめぐって、肝臓提供者として来日したパキスタン人の男が、「ドナーになれば金をもらえることになっていた」と、臓器売買をほのめかしていることがわかりました。
おととし11月、京大病院でパキスタン人の男性患者(54)が生体肝移植を受ける際、いとこを名乗る別のパキスタン人の男が臓器提供者=ドナーとして来日しました。しかし、この男は手術前に費用の3万ドル、およそ330万円を盗んだとして先月、逮捕されました。
男はその後、警察の調べに「患者の男性と血縁関係はなく、ドナーになればお金をもらえることになっていた」と臓器売買をにおわす供述をしたということです。
警察は、窃盗について男を処分保留とした上で、不法滞在で大阪入国管理局に引き渡しました。
京大病院では外国人患者の臓器移植が増えていて、血縁関係の範囲など倫理基準を強化することを決めました。
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凄いパキスタン人もいたもんだ。異常なことである、とは思いますが、これが諸外国の現状なのかもしれません。そして日本人は諸外国での「現状」に紛れ込み、臓器移植を行う…。
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