2011年04月27日

日本産婦人科学会、性同一性障害の子供、嫡出子と認められず。

性同一性障害

 日本産科婦人科学会は26日、性同一性障害のため女性から男性に戸籍上の性別を変えたうえで結婚した人に対しては、第三者の精子を使って妻との間に子供をもうける「非配偶者間人工授精」の際、嫡出子と認められないことを説明するなど、重な対応を求める通知を発表した。

 兵庫県宍粟市で2009年11月に生まれた男児が、「父親が戸籍上は男性でも生物学的に女性」だとして、嫡出子と認められなかった。法務省も「嫡出子とは認められない」との見解を示したため、同学会が会員への通知を決めた。

 同学会の吉村泰典理事長は、「子供の福祉を考え、十分に説明して同意を得た上で行わなければならない。きちんとした法整備が必要だ」と指摘している。



 日本でも少しずつ性同一性障害について認められ始めてはいると思うんですが、まだまだ後進国ですね。よくも悪くも保守的というか。欧米のノリだと「まぁいいんじゃねえの」という感じなんでしょうけれど、日本はまず現状維持から入るので、革新的なことは受け入れがたいのでしょう。

 当たり前のようになるといいんですけどねぇ。血縁だって、正直いってどうでもいい。養子だろうと何だろうと子供は子供ですし親は親。

医学処:性同一性障害の若者が海の家を運営する。
医学処:性同一性障害の女子、学生服で登校することが認められる
医学処:性分化疾患、XX/XYモザイク型に悩む人を追う。
医学処:性同一性障害の性別変更手術、国内実施例は2割以下。
医学処:性同一性障害者同士のカップルが結婚する。
医学処:子供を産んだ旦那さん。
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posted by さじ at 18:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | 生殖
この記事へのコメント
世界市民として国家と真、共存している良くも悪くも。現状に並んだ現実感は個人的な問題として現状維持からスタートさせるか?若しくは国家と社会間の人間関係の内輪に及び家族関係を重視するか?確かに親は親そう子は子たかが子供されど子供ですからね、しかしです家族関係は一つの社会の在り方として視点を吟味及び試行錯誤して解答が出されて行く事でしょう。個人的な感情導入なき意見です。なぜならはグローバルなき視野には最高機関が機能的でなくなります
Posted by みか at 2011年04月27日 23:26
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