2011年04月27日

ネット禁断症状の、各国における症状の違い

「ネット禁断症状」の実態調査:10カ国の違いは

 インターネットやメディアが突然使えなくなる事態に直面した大学生は、24時間以内に禁断症状を感じ始めることが、メリーランド大学のメディアおよびパブリック・アジェンダ国際センターによる調査で明らかになった。

 調査対象になったのは、米国、メキシコ、中国、アルゼンチン、英国など10ヵ国の出身の学生ら1000人。インターネット、音楽、ゲーム、ニュース番組、携帯電話などあらゆる種類のメディアを使わずに24時間過ごすことを強制された結果、全員が、苦痛や孤独感、混乱、倦怠感を覚え、中毒症状を感じたという。

 ただし、その割合はすべての国の学生で同じだったわけではない。米国と中国(大陸中国と香港)出身の学生は中毒症状を感じた割合が最も高く、それぞれ23%と22%だった。

 アルゼンチン出身の学生は、この実験に完全に失敗したと明かした人の割合が最も高い23%だった。アルゼンチン出身の学生は、[ネット接続が無いことによる]孤独を感じた人の割合も21%と最も高かった。対照的に、ウガンダ出身の学生は、この実験を最もうまくやり遂げることができた。メディアに接しないことのメリットを感じた人の割合が36%と最も高かったのだ。

 仕事や勉強などの必要から、メディアに24時間接しないでいることは不可能だという者も多かったが、単に、エンターテインメントやニュースなしには居られない、という者もいた。「私は以前から、自分がどうしてこんなにメディアに依存しているのかと思っていた。子供のころはこれほどのメディア環境はなかったのだが、毎日幸せに暮らしていた。なぜ今はこんなふうなのだろう」と中国出身のある学生は述べている。

 アルゼンチン出身の学生は、メディアなしでは「死んだも同然」と述べたし、米国出身の学生は、「イライラして死にそう」と述べた。彼らはメディア以外にも楽しみがあることは知っていたが、接続されていない状態で1日をすごすことは大変な苦痛となっていた。情報自体というより、物理的なデバイスがない状態に耐えられない者もいた。

 一方、メリーランド大学でジャーナリズムと公共政策を担当するSusan D. Moeller教授率いる研究チームによれば、この実験から得られた最も印象的な知見は、学生らがもはや単純にニュースを探し求めてはいないということだったという。ニュースは、『Twitter』、『Facebook』、ウェブブラウザーのサイドバー、電子メール、携帯電話に送信されるニュース速報などを通じて自動的に彼らに届けられる。研究報告は、「公私両面で必要となる生活上のスキルとして」、おびただしい量のニュースを適切に処理する方法を学生に教える必要があると指摘している。

 こうしたスキルがあれば、われわれの多くが時々感じる「メディア情報が多すぎる」という感覚が減るし、インターネットに接続できない時に感じる不安も和らぐのかもしれない。本当に重要な情報だけあればよく、全部の情報は見る必要がない、と感じることができれば、メディア接続が欠ける状態にも対処しやすくなることだろう。



 昔はテレビ中毒なんていわれたもんですけどね。自分で取捨選択できるネットのほうが確かに中毒性は高いのかも。


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posted by さじ at 02:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神
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