県産かんきつ類の機能性調査について共同研究した大分大学医学部の伊波英克准教授、琉球大学農学部の和田浩二教授らは25日、県庁で会見し、シークヮーサーの外果皮に含まれるβカリオフィレンに、内蔵脂肪細胞を増やすタンパク質「NF―kB」の異常活性の抑制作用を確認したと発表した。
伊波准教授らがシークヮーサーの果皮の精油に抗腫瘍、抗炎症作用があることに着目。マウスを使った実験で、βカリオフィレンを摂取したマウスは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の原因の一つとされる内蔵脂肪の増加量が半分に抑えられたという。
伊波准教授は「この結果を基に、沖縄の伝統的な食文化を見直すきっかけにしたい」と説明。今後、マウスへの長期的な投与で安全性を確認した上で、抗メタボ効果や人体への具体的な効果を検証していく。
調査はシークヮーサーの消費拡大に向け、沖縄科学技術振興センターが県産業振興基金事業を活用して実施した。
ご当地モノ、きましたね。
もう柑橘系食べてればとりあえず健康なんじゃないか。笑
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レモンを摂取することでメタボリックシンドロームを予防しよう
スダチの果皮に長寿物質のレスベラトロール作用がある。