大阪府内の病院で脳腫瘍の摘出手術を受け、約10か月後に死亡した兵庫県姫路市の女性(当時37歳)の遺族が、「切除部位を間違い、正常な細胞を摘出したのが死亡につながった」として、手術を執刀したF医師(68)と病院に約1億円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴した。
F医師は米国を拠点に医療活動を行い、国内外で数多くの手術に成功。「神の手を持つ男」としてテレビ番組などでも取り上げられている。13日の第1回口頭弁論では手術ミスを認めたが、死亡との因果関係については争う方針を示した。
正常組織の中にある腫瘍を取る脳外科の領域で「正常細胞を摘出した」というのが争点か。
実際どうだったのか、裁判で明らかになるのでしょう。
ミスはあってはならないことですが、1度のミスでこういうことになってしまうのをみると、どんなに忙しくても、医師に課せられたものは大きいんだなと思いますね、改めて。