2011年04月18日

胚性幹細胞から多種の細胞が重なった網膜組織を作ることに成功する。

ES細胞から網膜生成 理化学研グループ、マウスで成功

 いろいろな組織の細胞がつくれる万能細胞のES細胞(胚性幹細胞)から、多種の細胞が重なっている網膜組織をつくることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹グループディレクターらがマウスで成功した。視細胞を含む6層の立体構造。人工網膜をつくり、失明した患者に移植する再生医療につなげたいという。

 グループは「眼杯」と呼ばれる目の元になる組織に注目。マウスのES細胞を培養液の中で浮かせた状態に保ち、眼杯ができる時に必要なたんぱく質を加え、マウスの胎児の眼杯にそっくりの組織を作りだした。

 さらにこの組織の培養を続けた結果、6種類の細胞が層になり、網膜そっくりの組織をつくることができた。直径2ミリほど。今後は移植実験で働きを調べる。

 網膜のうち神経を守る「色素上皮細胞」は、すでにES細胞やiPS細胞(人工多能性幹細胞)からつくられ、動物実験が進められている。今回のように、光を受けて電気信号に変えて脳に伝える「神経網膜」も含む立体組織ができたのは初めてという。「ヒトやサルのES細胞でつくった人工網膜をサルに移植する研究を始め、再生医療につなげたい」と笹井さんは話す。



 これは凄い。網膜丸ごと作ってしまうことも出来るようになるのでは・・・。

 人工網膜が出来たら、角膜以上に各種疾患で光を失った人に適用できそうです。


広告
posted by さじ at 00:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。