福島県郡山市の避難所で、約60人が吐き気や下痢の症状を訴えていたことがわかった。うち2人の便から、ノロウイルスが検出された。県は各地の避難所に、手洗いや消毒などの衛生管理を徹底するよう呼びかけている。
県によると、この避難所は「ビッグパレットふくしま」。各地の避難所を巡回している保健師から「下痢や吐き気の症状を訴えている人がいる」と連絡を受け、県が調べてわかった。4日ごろから症状を訴える人が出始め、約60人のうち3人が病院で治療を受けた。
この避難所では約1900人が暮らしている。避難所で出している食事による食中毒の可能性は低いという。
避難所で出てしまうと、かなり広がりは早いでしょう。トイレや嘔吐物から感染率は上がるはずです。食中毒という可能性はないにしろ、高齢者の場合は脱水になりやすくなってしまいますし、予防を徹底する必要がありそうです。限られた医療資源の中では点滴すらも危ういのか。