2006年06月18日

産婦人科医は月に17回当直し、1年の休みはたったの50日

産科医、厳しい労働くっきり 厚労省研究班が調査

 産科医は週61時間労働で、当直は月17回、休みは年50日――。そんな労働実態が、厚生労働省の研究班の調査で明らかになった。ほとんどが当直明けもそのまま続けて働いており、調査を担当した杉本充弘日赤医療センター産科部長は「かなり厳しい状況で、産科の救急診療体制は崩壊しつつある。集約化や地域の助産所との連携などの対策が必要だ」としている。

 産科医の週平均労働時間は61.0時間。大学病院65.1時間、一般病院59.5時間、診療所60.0時間だった。当直回数は月平均16.7回で、大学病院5.2回、一般病院6.6回に対し診療所は21.7回と多かった。96.9%が当直明けに継続して勤務していた

 年間休暇は平均50.4日で、それぞれ57.9日、68.9日、38.6日だった。リスクが高い出産は大学病院などに集中しやすく、単純に比較はできないが、労働実態の厳しさが浮かび上がった。

 常勤医師の平均は大学病院7.5人、一般病院3.5人、診療所1.4人。「さらに必要とする人数」を聞いたところ、それぞれ3.1人、1.5人、0.5人との回答だった。出生数などから推計すると、全国で常勤医師が2720人足りない計算になる。

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 月に17回の当直…。一体いつ寝れるのか。こんな過酷な状況下でもミスをしてはいけないなんて、それは無理な話じゃないですか?もし赤ん坊の命、母体の命が大切ならば、国、自治体、もしくは患者になりうる国民が、医師を思いやらなければならないと思うのですが。医師は万能でもなければ奴隷でもありません。

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posted by さじ at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生殖
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