15日午後8時25分ごろ、東京都江東区豊洲3の芝浦工業大学豊洲キャンパスで「学生が実験中に具合が悪くなった」と、119番通報があった。
東京消防庁は学生11人と同大の警備員2人の計13人を検査のため病院に搬送した。症状は比較的軽いという。
同庁によると、現場は校舎11階の実験室。学生らが同日午後6時ごろから水酸化チタンを作る実験をしていたところ、午後8時すぎに火災報知機が作動した。室内にいた学生らが気分が悪くなったほか、駆け付けた警備員の男性2人が、皮膚がヒリヒリするなどの症状を訴えたという。
水酸化チタンの原料となる四塩化チタンは、空気に接触すると白煙が出て、吸い込むとのどの痛みなどを起こすという。
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危ない。実験には細心の注意を。ちょっとの油断で失明したりしますからね。