結婚式当日のために歯の漂白や人工日焼けなど、容姿を磨くために美容トリートメントを受ける男性の数が増加しており、結婚式は花嫁だけでなく花婿にとっても、周囲の注目を浴びる「晴れ舞台」という意識が高まっていることが調査の結果明らかになった。
結婚情報雑誌「Wedding」が、20〜34歳を中心とする男女1,000人を対象に行なった調査によると、結婚式を控えて「ダイエットをする」予定であるのは女性の72%に対して男性が42%、「歯を白くする」のは女性が27%に対し、男性が12%、「フェイク・タン(ローションやスプレー、人工日焼け機などで日焼けした肌にする)」で黄金色の肌を手に入れるのは女性の60%に対して男性は8%となっているという。調査元では、花嫁がウェディングドレスを着た時の自分の容姿を気にするのと同様に、花婿もモーニングスーツを着た時の自分がどう見えるかを気にするようになった証拠と分析している。
同調査ではさらに、平均的なカップルの結婚式予算は1万600ポンド(約212万円)だが、実際にはこれより平均6,400ポンド(約128万円)上回ってしまうことも分かったほか、挙式場所は教会がわずか48%にとどまるなど、より多くの人が伝統にこだわらない傾向も判明。ホテルなどでの挙式は39%、海外挙式は8%、登記所での挙式は5%となっているという。
また、結婚年齢の上昇に伴い、結婚に関する諸費用を女性が負担するケースも増えてきており、より豪華な婚約指輪のために代金を一部負担する女性は全体の10%、結婚式当日の費用を負担する女性は87%で、このうち25%は挙式費用の大半を負担。さらに、ウェディングドレスのための出費分を節約するために、花嫁の25%は「安いウェディング・ケーキを選ぶ」、12%は「招待客を減らす」、20%は「新婚旅行期間を短くする」と回答。
平均的な婚約期間は22ヵ月とされるが、これは年齢が上がるに従って短くなり、30〜34歳では1年強。女性が理想とする花嫁のモデルには、女優のケイト・ウィンスレットさんなどの名前が挙げられたという。
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日本でも、結婚式の写真などをどうでもいいと思う男性は少ないのではないでしょうか。意外と一生に一度のことは大事にしたいと思うものです。結婚前のカップルエステなんか企画してみるとウケるかもしれませんね。