米国で約20年前に体外受精により生まれた世代と、最近の新生児らによる交流会が10日、米カリフォルニア州北部サンラモンで開かれ、出席者らは、生命誕生に人為介入することへの疑問や偏見を乗り越え、不妊治療として定着した体外受精の成果を確かめ合った。
交流会には、体外受精で生まれた約200人と保護者ら計500人が集合。主催した不妊治療クリニックのドナルド・ギャレン医師(63)は「約20年前に生まれた子供たちが立派に成長し、自分よりも背が高くなっている。大変素晴らしいことだ」とあいさつした。
最年長のブライアン・ストリックランドさん(21)は「新聞やテレビに取り上げられたので、小さいころから自分が体外受精だったことは知っていた。友達は逆に『かっこいい』と言ってくれた」と話した。
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周囲がポジティブに捉えてくれると本人も非常に楽なのですが、これはアメリカの風土だからこそできることなんでしょうかね。日本でも偏見を持たずに接していきたいものです。何らかわらない、命なのですから。