事故などで脊椎や頸椎を損傷した患者に対し、リハビリの専門的な医療に加え、社会復帰訓練や精神的なサポートなど総合的な支援を行う「滋賀県立リハビリテーションセンター」が3日、守山市守山5丁目の県立成人病センター内にオープンした。
同センターは、言語聴覚士や理学療法士、臨床心理士などの専門職員を多く配置し、福祉用具の開発やリハビリ医療の研究、調査などに総合的に取り組む。県が昨年8月から、成人病センター西館の1、7、8階と東館1階を改修して、開設した。総事業費は約7億8000万円で、延べ床面積は約3600平方メートル。西館の1階には、車いすなどの訓練などを行う訓練室を設け、7、8階は病棟(40床)になっている。日常生活を想定した訓練ができる「在宅復帰室」も備えている。東館の1階には、外来の受け付けや相談室、診療室がある。
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誰が犠牲になってもおかしくない交通事故、それはつまり、誰が半身不随になってもおかしくないということです。こういった施設(特にメンタル面のケア)があることは救いとなるでしょう。