2011年02月21日

口内炎とは。口内炎の分かりやすい分類について。

あなたの処方箋:/63 口内炎/1 全身の健康状態のバロメーター

 口内炎が痛くて食事も満足にできないなどの経験のある人は多いだろう。激しい痛みの割には1週間程度で治るものが大半だが、舌がんなど深刻な病気が隠れていることもある

 口内炎で多くの人が想像する状態は「アフタ」と呼ばれ、浅い潰瘍の一種だ。多くは直径1〜2センチ未満で、口の粘膜の表面の細胞がなくなって中心が白っぽく見える。その周辺は炎症が起こって赤い。食べ物などが患部に触れると、灼熱感と呼ばれる激痛が走る。

 山根源之・東京歯科大教授(歯科・口腔外科)によると、口の中は、話したり食べ物を処理する役割を担うためとても柔軟にできている。ほおの内側の粘膜の厚さは0・5ミリ程度。抗菌物質を含んだ唾液に覆われているうえ、表面に近い場所に毛細血管がたくさんあり、栄養分が頻繁に供給されるので、体の他の部位より傷は治りやすい。

 一方、目や鼻の粘膜と同じく非常にデリケートで、ウイルスに感染したり、全身に異常があるとすぐ影響が出る。高齢者や免疫力の低下した人は、カビの一種のカンジダが原因で、口の中に白いこけのようなものができることがある(口腔カンジダ症)。風邪をひいたり疲労がたまるとアフタができやすい人もいる。山根さんは「口の中の症状は全身状態のバロメーター。口内炎ができたら、体のほかの場所に異常はないか、偏った食生活をしていなかったかなど、健康状態を見直すことが重要だ」と話す。 

■口内炎の主な症状と病名

 ◇潰瘍、びらん
 再発性アフタ、ベーチェット病、ヘルペス性口内炎、口腔カンジダ症

 ◇水疱
 ヘルペス性口内炎、手足口病、帯状疱疹、アレルギー性口内炎、薬疹

 ◇紅斑
 前がん病変(がんになる可能性のある状態)の紅板症、アレルギー性口内炎、膠原病

 ◇白斑
 前がん病変の白板症、ニコチン性口内炎、口腔カンジダ症



 口内炎の素晴らしい分類があったので。

 私も最近できやすいんですよねぇ。生活リズムのせいでしょうか。
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posted by さじ at 01:03 | Comment(1) | TrackBack(0) | 歯科
この記事へのコメント
お口の健康は、お話しをする私のパーソナリティにも影響を及ぼします。食事をする自分に自由に貴方らしくリラクゼーションして過ごす、我を極めるにシンプルな何もない時、脳への余分な負担なき空間を形成して豊かで美しくなります
Posted by みか at 2011年02月28日 08:12
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