米製薬セルジーン社は25日、米食品医薬品局(FDA)が、同社の内服薬「サリドマイド」を血液のがんの一種である多発性骨髄腫の治療薬として承認したと発表した。
サリドマイドは、1950−60年代に日本など各国で、睡眠薬や胃腸薬として妊婦が服用し、赤ちゃんに深刻な薬害を引き起こした。米国では98年にハンセン病の合併症に対する治療薬として承認され、多発性骨髄腫の治療用としても医療現場での使用が先行していたが、今回、副腎皮質ホルモン「デキサメタゾン」との併用療法が公式に認められた。
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神と悪魔の薬、サリドマイド。以前よりその有用性が指摘されており、日本でも輸入する人がいました。おそらく日本でも承認されるのではないか?とは思いますが、50年前に起こった事件の後遺症は未だ抜けてないのでまだ時間はかかりそうです。