札幌市立札幌病院(吉田哲憲病院事業管理者)が2005年度に、手術中のミスで患者の体内に置き忘れたタオルとガーゼを摘出するための2件の手術をしていたことが19日、分かった。共同通信が札幌市に同病院の報告書を情報公開請求し、公開された。うち1人は体内にガーゼが21年間放置されていた。
札幌病院によると、05年1月に入院患者の胸に異常が見つかり、同年4月の手術で5ミリ四方の繊維性の異物1枚を摘出した。1984年に同病院で行った手術と同じ場所から見つかったため、ガーゼの一部が体内に残されていたことが分かった。
05年3月には別の患者の開腹手術で、20センチ四方のタオル2枚を置き忘れた。術後のエックス線撮影で異常を見つけ、体調が安定した同年4月に摘出した。
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またか
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