2011年01月03日

子宮頚がんワクチンの筋肉注射で失神を起こす事例が多発。

子宮頸がんワクチンで副作用、失神多発

 子宮頸がんワクチンの副作用として、気を失う例の多いことが、厚生労働省の調査でわかった。

 接種者の大半が思春期の女子で、このワクチン特有の強い痛みにショックを受け、自律神経のバランスが崩れるのが原因とみられる。転倒して負傷した例もあるという。同省は「痛みを知ったうえで接種を受け、30分程度は医療機関にとどまって様子を見るなど、注意してほしい」と呼びかけている。

 子宮頸がんワクチンは、肩近くの筋肉に注射するため、皮下注射をする他の感染症の予防接種より痛みが強い。昨年12月以降、推計40万人が接種を受けたが、10月末現在の副作用の報告は81人。最も多いのが失神・意識消失の21件で、失神寸前の状態になった例も2件あった。その他は発熱(11件)、注射した部分の痛み(9件)、頭痛(7件)などだった。



 ワクチンそのものの疼痛刺激というより、筋肉注射自体の痛みによる迷走神経反射、なんですかね。

 迷走神経反射は、結構起こる合併症の1つです。採血でも起こります。要するに針をさされるという行為で緊張したり、針を刺された痛みで、迷走神経が過敏に働き、フラーっとしてしまうのです。

 筋肉に注射するわけですから、インフルエンザ予防接種とはまた違った、痛みになるのでしょう。

 こういうところの注意も併せて伝え、合併症を予防することが大事かもしれません。
広告
posted by さじ at 15:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
ワクチンの必然性は身近な問題にあるし、その問題を各自、各々の立場で最短距離で伝達をして浸透性あるものでないと生きてこない
Posted by みか at 2011年01月14日 14:33
私は性交渉若いうちからしなきゃかからないんだし、かかる場合も一回の性交渉ではなく複数回でなりやすいという話だから結局そういう行為を若いうちからやるなと子供に言い聞かせるのが先と思います。だから実は若い子の接種には異論を唱えたい。
Posted by くちん at 2012年06月28日 12:37
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。