旭川医大(北海道旭川市)は9日、患者自身の健常な目の角膜の細胞を培養してシートを作り、障害のある目に移植、視力の回復に成功したと発表した。
京都府立医大などでも成功しているが、角膜移植手術のように深刻なドナー不足に悩む必要がなく、術後の炎症も少ないなど利点が多いという。
担当した眼組織再生医学講座の五十嵐羊羽講師は「今後は、両目が損傷している場合でも口内の粘膜の細胞を用いる方法などに取り組んでいきたい」と話している。
今回の患者は、27年前に左目を損傷し角膜が混濁、ほとんど視力がなかった道内の男性(41)で、五十嵐講師らは3月に右目から細胞を採り空気に触れさせるなど目の環境に近づけて培養、約1カ月後の4月に移植した。現在は退院し、視力が0・1弱にまで回復している。
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おっ、旭川医大でも成功とは!全国に広がりメジャーな技術になると良いんですが。そのうち角膜再生専門の病院とか作られたりして。
角膜再生技術に関する詳細はこちらをご覧下さい。
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レーシックなどの後遺症から視力が出ない人も多いと聞きますので是非この手術で多くの視力障害に悩む方が救われたらいいと思います。
今後、かなり有力な手段となってくると思います。拒絶反応がないという点が最高ですね。成功率は不明ですが今のところ数年大丈夫なようです。