2006年05月09日

いんげん豆を使ったダイエット法で嘔吐や下痢が多発

番組のダイエット法に苦情 TBSが注意喚起

 TBSは、6日放送の健康情報番組「ぴーかんバディ!」で紹介した白インゲン豆を使ったダイエット法に、視聴者から激しい嘔吐や下痢などを訴える苦情が30数件あったと8日、発表した。

 TBSは原因を調査する一方、「このダイエット法を控えるか、医師などの意見を求めたうえで慎重に対応してほしい」と注意を呼び掛けている。

 同局によると、紹介したのは、白インゲン豆を約3分間いった後に粉末化し、ご飯にまぶして食べる方法。番組内で「豆は生で食べるとおなかをこわす恐れがある」「豆アレルギーの方は食べないでください」などとテロップやコメントで注意を呼び掛けていた。

 ダイエット法は専門家の指導を受けたもので、番組スタッフら10数人も試食したが問題はなかったという。

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 あまり知られていませんが、豆類には毒があります。大豆なども例外ではありません。ただ、我々の食す豆は大抵加熱されていますよね?加熱により無毒化されるので、大豆製品でも問題ないわけです。

 元々豆という食品は消化が悪い。更に生で食べると、こういうことがおこるのでしょう。おそらく炒める時間が短かったんだと思いますが、注意してほしいものです。

関連:豆と健康

 生の大豆は消化が悪い上に毒を持っている。

 大豆の毒の中で最も問題なのが『赤血球凝集素』で、その名の通り血液中の赤血球を、固まらせ内臓のいたる所に血栓と呼ばれる血の固まりができ、腸の粘膜に炎症をおこさせる。種子である大豆は食べられると困るため、毒性物質で動物に食べられないように武装している。豆の毒は自然の中で生き抜いて行くための武器だった。
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posted by さじ at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消化
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