厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は24日、アルツハイマー型認知症の進行を抑えるヤンセンファーマの「ガランタミン」(商品名・レミニール)について、「承認して差しつかえない」との結論をまとめた。上部組織の薬事分科会への報告を経て、最終的に承認される見込み。
国内で承認されているアルツハイマー型認知症治療薬は「アリセプト」しかないため、海外ではすでに承認されていて実績のあるガランタミンなどについて関連の学会が早期承認を求めていた。
アリセプトやガランタミンとは別の作用がある第一三共の「メマンチン」(商品名・メマリー)についても、次回分科会で議論することになった。
こういう選択肢が広がると、大変ありがたいです。薬が何かに効く、といってもそれには個人差がありますから。副作用の問題とかもありますし。