2006年04月21日

インフルエンザウイルスはただ殺され続けるだけではない

タミフル耐性ウイルス、人への感染を初めて確認

 インフルエンザ治療薬のタミフル(一般名・オセルタミビル)に耐性を持つウイルスが、国内で治療前の患者から検出されたことを、東京大医科学研究所と、けいゆう病院(神奈川県)などのグループが21日、東京で開催中の日本感染症学会で発表した。タミフル耐性ウイルスの人から人への感染が確認された初のケース。今後、耐性ウイルスが広まれば、タミフルの使用方法を見直す必要が出てくる

 04〜05年に神奈川県内の4医療機関を受診したインフルエンザウイルスB型の患者422人を調べた。その結果、タミフルの治療を受けていない患者6人(1・4%)で、耐性を示す遺伝子変異を見つけた。3人は街の中で感染し、残り3人は家族から感染した可能性が高いという。

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 タミフルが世に出て数年。メジャーになったタミフルは、日本人に馬鹿みたいに使われてきました。全世界のタミフルの75%を日本が使用しているという現状で、耐性ウイルスができないほうがおかしいと思いますしね。

 まだ耐性ウイルスはそれほど普及しないとは思いますが、絶対視するのはやめたほうがよさそうです。

関連:備蓄用タミフルを買う政府のジレンマ
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posted by さじ at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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