医療ミスを内部告発しようとする医師や看護師らを支援しようと、遺族や医師、弁護士らが15日、「医療の良心を守る市民の会」(永井裕之代表)を設立、都内で開いたシンポジウムに約300人が集まった。
病院など組織の中では、医師がミスを患者や家族に伝えられずに悩んだり、内部告発をしたために嫌がらせを受けたりすることもあり、こうした医療従事者の支援態勢をつくるのが会の目的。被害者団体などと連携し、具体的な相談体制を今後検討する。
医療事故で妻を亡くしている永井代表は、あいさつで「一番悲しいことは真実を語ってもらえなかったり、隠されたりすること。医療従事者と患者の間にある溝を少しずつでも埋めていきたい」と語った。
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医療ミスを起こしたことより、やはりそれを隠すという体質は問題でしょう。人間誰でも「やってしまった」と思いますが、それを隠してしまうということは利己的なことですからね。
内部告発は勇気のあることだと思います。匿名性が高まってきたようですが、やはり密室、ある程度までは特定できてしまいます。そこらへんをどうするかが今後の課題となっていくでしょう。
現場で働いている者は良識を持ち合わせていればいるほど心に負担が寄ってしまいますよね。ううむ、なんとかしたい。
ミスにあった本人・家族へのカウンセラーがあったら・・・とも思います。遺族は一生、胸が張り裂けそうな苦しみと悲しみに、耐えて行かなければならないコトを、理解して頂きたい。