2006年04月14日

ハゲには内服薬が効く!カミの薬「プロペシア」

脱毛症は病院で治療できる! 万有製薬がメディ・シネマ「AGA・悩めるシーザー達」を公開

 4月13日に都内で行われた完成発表会では、まず万有製薬マーケティング本部特別疾患グループの中村正之ディレクターが挨拶。いわゆる脱毛症が、薬局の養毛剤・育毛剤ではなく「疾患」として病院で治療できることをアピール。メディ・シネマを通じて一般にも広く現状を啓蒙したいと語った。

 続いて医療アドバイザとして参加した、大阪大学大学院の板見智教授が挨拶。アンケートによると、薄毛を気にしている男性は推定800万人とのことで「糖尿病にも匹敵する数」との現状を明らかにした。10年ほど前から、欧米では内服薬での治療が一般化しており、今後は日本でも内服薬による治療が主流になるだろうとの予測を述べた。なお万有製薬では、脱毛症用薬「プロペシア」を厚生労働省に承認申請し、2005年10月に承認されている。

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 おっ、ついに出ました、「ハゲの特効薬」です。

 簡単に言ってしまえば、よく起こりがちなハゲというのは頭皮でアンドロゲンが過剰に働いた場合に起こるという研究がされました。

 で、じゃあアンドロゲン受容体を阻害してやればよくない?ということで開発されたのが、こういった治療薬なんですね。以前からあったんですが、副作用が強くて使われませんでした。アンドロゲン受容体は色々なところにあるので、例えばペニスに作用したらEDになったりします。

 ところが。このプロペシアはなんと、頭皮限定のアンドロゲン受容体阻害薬なんですね。凄い。凄すぎる。医療界の麒麟児と象徴しても過言ではないほど凄いです。

 これは皮膚科で処方してもらうものです。保険は利きません。ですが、ハゲはもう嫌だという方は、処方してもらったほうが良いでしょう。育毛剤、発毛剤より効果はあると思いますよ。うまく宣伝できてないせいか、認知度は低いようですが。なんかサイトでドラマ式で見れるらしいんで、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

 以下、放映場所の情報です。

 「AGA・悩めるシーザー達」は、AGA疾患啓発用ウェブサイト(4月14日より)、So-netストリーミング配信(4月14日より)、GyaO(5月より)で視聴可能。全10話(1話約10分)が、隔週更新で配信される(初回は2話分を配信)。視聴にはWindows Media Playerが必要。
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posted by さじ at 01:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚
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