国立病院機構東京医療センター感覚器センターと東大医学部神経内科の共同研究チームは9月9日、両眼の視力が徐々に低下するオカルト(目に見えない)黄斑ジストロフィーの原因となる遺伝子を解明したと発表した。
共同研究チームは、この病気に罹患している家系を国内で確認し、その家族からDNAを採取。この家系の中で、病気にかかっている人とかかっていない人のDNAを比較した。そこから、この病気に関与している遺伝子の染色体の位置を推定し、その領域内にある遺伝子の中から原因遺伝子を特定することに成功した。
視力系の疾患、特に遺伝などでどうしようもない疾患は、その患者さんの生活の質に大きく関係してきますからね。。
遺伝子が解明されたのは大きな前進でしょう。あとはそれに対する治療。