大分県玖珠(くす)町で昨年4月、アトピー性皮膚炎治療で食事療法をしていた神戸市の女性(当時27歳)が死亡した事件があり、県警は6日、指導していた福岡市南区、治療師村田啓二容疑者(55)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。
村田容疑者は容疑を否認している。調べによると、同容疑者は昨年3〜4月、知人が所有する同町大隈の別荘で、食事療法を指導し、女性が自力で水も飲めない状態になったのに、医療機関に診せずに放置し、同4月7日に急性肺炎で死亡させた疑い。
玄米やごま、番茶などの食事を中心に体質改善を図り、女性は治療を始めて約2週間で、体重が十数キロも落ちた。
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玄米、ごま、そして番茶。確かにアトピーには効きそうですが、成人女性の1日の必要摂取カロリーである「1800 キロカロリー」をクリアーして…いるはずがないですね。食事療法もやりすぎは生命の危機。ご注意下さい。