世界保健機関(WHO)は7日に公表した2006年版の世界保健報告で、世界で約430万人の医療スタッフが不足しているとの推計を発表した。
医療スタッフの員数・配置問題に焦点を当てた今年の報告は、エイズの感染拡大が続くマラウイやタンザニアで、人口1000人当たりの医師数が0・02人と、アフリカ諸国でスタッフ不足が極めて深刻だと指摘。
アフリカで教育を受けた医師の4人に1人が経済協力開発機構(OECD)加盟の先進30か国で働く「頭脳流出」の現状にも懸念を表明、各国に人材育成と医療環境の整備を提言している。
一方、日本は平均寿命で82歳の世界最長寿国の座を堅持しながら、1000人当たりの医師数は1・98人と、192か国中、63位の中位水準にとどまった。
1位サンマリノの47・35人には遠く及ばず、OECD加盟国の中では最低クラス。同様に看護師は27位、歯科医師は同28位と、世界のトップ水準には達していない。
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長寿の秘訣は食べ物でしょうかね、やはり。医者の質がどうこうっていうアレでもないでしょう。
医者が少なくてもやっていけているのは、医師が寝る間もないほどの超過労働を強いられているからだと思います。医師は献身的でなければいけないとは思いますが、度を越してしまうとただの人権侵害ですからね。
そんな中、政府(自民党)は医者に厳しい改革を行い、司法(裁判所)は医者に不利な判決を言い渡す。末端の医師は今まで以上に酷使され続けるのでしょう。大丈夫なのか、日本の医療。