脳機能障害の一種である注意欠陥・多動性障害(ADHD)の患者団体が、大人の患者を対象としたアンケートの結果を発表した。子どものころ「学校がつらい」と感じた人が8割にのぼり、9割以上が「先生が理解してくれなかった」と回答。結果を文部科学省に提供し、「教育現場での理解促進に役立てて」と訴えている。
ADHDは脳の障害の一種とされ「じっとしていられない」「忘れ物をしやすい」といった症状がみられる。はっきりとした原因はまだわかっておらず、子どもの時には学校や授業になじめないなど、大人になってからは職業や家庭生活が継続できないといった問題が起こる場合があるとされている。
「学校に行くのがつらいと感じたことはあるか」との質問には84%が「ある」と回答。理由には「友達との関係」「勉強についていけない」などを挙げた。「先生は理解してくれたか」という質問には、92%が「いいえ」と答え、「先生の理解があれば学校生活は変わっていたと思うか」という質問には6%が「すごく思う」、57%が「思う」と答えた。
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注意欠陥多動性障害は男児に多いです(男女比は4〜9:1といわれるほど)。何故起こるのかは不明ですが、中枢性興奮剤のメチルフェニデートが半数以上に効果が挙げられているとか。
集中してできなかったり、じっとしていられなかったり、自分の思い通りにならないと腹を立てたりします。が、これらのことで叱られると「自分はダメな人間だ」と自己評価が下がりやすいので、良いところを褒める式のほうがうまくいくようです。
教師側からすれば難しいでしょうね。叱る場面と褒める場面のさじ加減が。それに他の子供たちとの兼ね合いもありますし。難しいでしょうが、教師以外の刺激を減らす、つまり教師と多動性障害児との距離を縮めることが求められていると思います。