2010年09月01日

本人の意思不明での脳死臓器移植、5例目へ。

本人意思不明で5例目の臓器提供 40代女性

 1日未明、本人の書面による意思がない40代の女性が脳死と判定されました。家族の承諾による脳死判定は5例目です。

 日本臓器移植ネットワーク:「日ごろからとても人に優しい人だったので、臓器提供は本人らしい」

 脳死判定を受けたのは、九州北部の病院に入院していた40代の女性です。臓器の摘出手術は2日未明から始まり、心臓が国立循環器病センターで20代の男性に移殖されるほか、肺は東北大学病院、腎臓は名古屋大学医学部附属病院に運ばれて移殖されます。

 臓器移植ネットワークによると、女性は書面での意思表示をしていませんでしたが、以前から家族に「万が一の場合は臓器提供したい」と話していたということです。家族の承諾による脳死判定は、改正臓器移植法が施行されてから5例目です。



 ご冥福をお祈り申し上げます。同時に、承諾してくださった家族に感謝です。
広告
posted by さじ at 23:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 移植
この記事へのコメント
蒼茫なる女性に家族の方!本当にありがとうございます英断の開幕に英知あり
Posted by みか at 2010年09月03日 09:51
おおきな心ですね。
まだ提供少ないのでしょうか?
えぇと…うまく言えないけど…
あかるい話題だと思います。
ほがらかに旅立たれたと。
だいじな命…これを
なんとかできるものなら。
Posted by 演技指導 at 2010年09月05日 18:04
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック