2010年08月30日

完全埋め込み型の人工聴覚器を京大・阪大が開発する

完全埋め込み型 聴覚器…京大など動物実験成功

 体外装置が不要な完全埋め込み型の「人工聴覚器」を、京都大や大阪大などが開発し、動物実験に成功した。音を神経の電気信号に変える蝸牛という器官の機能障害でほとんど聞こえない人も、自然な音を聞ける可能性があるという。3年後に人の臨床研究を目指す。

 補聴器でもよく聞こえない高度難聴者のためには人工内耳が実用化されている。耳にかけるマイクに入った音声を、体外の処理装置で電気信号に変え、側頭部に埋め込んだ受信機を介して耳の奥へ送る仕組みだ。

 伊藤壽一・京大教授らは、蝸牛に機能障害があっても、蝸牛内の「基底板」は音声で振動することに着目。基底板の下に、振動すると電圧が発生する圧電素子を張り付け、その信号を聴神経に伝える仕組みを開発した。蝸牛に残された機能を最大限に生かしているので、より自然な音が聞け、外見上も健常な人と変わらない

 耳の聞こえないモルモットに、長さ3センチ、幅2〜4ミリのごく薄い圧電素子を張り付けて実験。犬の鳴き声や電車の車内音に相当する80〜90デシベル以上の大きさになると、音の情報が脳に伝わることを脳波で確認した。

 伊藤教授は「より小さな音でも聞き取れるよう改良し、人用の装置を開発したい」と話している。



 画期的。完全埋め込み型ということで、電池の問題などをクリアーすればかなり画期的な発明ではないかと思います。

 そういえば補聴器も最近お洒落なものが出てきていますね。


広告
posted by さじ at 03:59 | Comment(1) | TrackBack(0) | 耳鼻
この記事へのコメント
電池の問題などをクリアすれば、現実的な新成長産業に並んだ重度難聴者のライフラインを革新的に軌道に乗せる事に及ぶ、最近テレビで拝見致しました世界的ピアニスト、フジコ ヘミング氏を思い出しました 聴覚の慶びをヘミング氏のピアノの弾き語りにて私の目を潤ませ何だろうね
Posted by みか at 2010年10月04日 23:35
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。