シドニー市近郊にあるヌーディスト・リゾートで、あるオーストラリア人の男性がクモに火をつけて退治しようとしたところ、全裸だったその男は全身の5分の1に火傷を負った。
救急隊員によると、56歳のその男は彼の”天敵”であるシドニージョウゴグモを見つけると、クモの巣穴にガソリンを注ぎ込み、マッチで火をつけたのだという。
すると、火がついたガソリンが大きな爆発を起こし、男は火だるまになって脚と臀部に火傷を負った。
その男の友人がオーストラリアのAAPニュース機構に対して語ったところによると、男は無害なクモであるトダテグモに対しても恐怖心を抱いているのだという。
救急隊は、男が裸だったせいで余計に火傷がひどくなったのだと話している。
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シドニージョウゴグモはこんなやつです。
このクモは結構有名ですね。屋内にも入ってくる2、3cm程度の小さいクモなのに、その毒はタランチュラを凌駕する(死に至ることもある)…。このクモがいるからオーストラリアに住みたくないと言っても過言ではないほど、クモ恐怖症の人たちには恐れられています。
ちなみにクモ恐怖症のことを英語で「アラクノフォビア」と言います。スペルはarachnophobiaです。同名のパニック映画「アラクノフォビア」では、クモ恐怖症の医師が毒グモと戦う様が描かれています。
DVD:アラクノフォビア