2010年08月22日

脳卒中患者の多くが三ヶ月以内に服薬を中断している。

脳卒中患者の多くが服薬を途中で中止

 脳卒中患者の多くが薬剤の服用を途中で止めていることが新しい研究で判明した。一方、心不全患者の多くが推奨される薬剤を処方されていないことも明らかになった。

 第1の報告では、脳卒中患者の25%が、脳卒中を起こしてから3カ月以内に1種類以上の予防的薬剤の服用を中止していることが判明。このことから、医療従事者は患者や介護者の服薬指導にもっと時間をかける必要があると、研究を率いた米ウェイク・フォレストWake Forest大学(ノースカロライナ州)准教授のCheryl D. Bushnell博士は述べている。この報告は、医学誌「Archives of Neurology(神経学)」オンライン版に8月9日掲載された。

 研究では、脳卒中または一過性脳虚血発作(TIA、ミニ脳卒中)で米国の106カ所の病院を受診した患者2,598人のデータを収集。75.5%は処方薬をすべて継続していたが、脳卒中から3カ月後の時点で、患者の20%は薬剤の少なくとも半分しか服用しておらず、3.5%は全く服用していないことがわかった。

 服用を継続していた患者の理由としては、ほかにも重篤な疾患がある、適切な保険に加入している、薬剤の数が少ない、服用理由を理解しているなど、さまざまであった。長期的な服薬コンプライアンス(遵守)は以前から問題になっているといい、患者の教育や脳卒中患者向けの追跡プログラムの必要性を専門家は指摘している。



 この「服薬コンプライアンス」という考え方、日本でも大変重要視されます。

 いくら説明しても、薬を飲み続けてくれない人というのがいます。彼らのことを「服薬コンプライアンスが悪い」と表現します。コンプライアンスというのは「柔らかさ」の指標であって、要するに「頭が固くて言うことを聞いてくれない患者」ということです。

 日本の場合はどうなんでしょうかね。アメリカよりはコンプライアンスは良いのではないでしょうか。薬安いし。もし薬を減らしたいとか辞めたいとか思った場合には、ちゃんと医師に確認して下さい。


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posted by さじ at 04:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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