スイスの科学者が18日、LSDやケタミンなどの幻覚剤は心理療法と組み合わせることで、うつ病、強迫性障害、慢性痛などの治療に効果をもたらす可能性があるとする研究結果を発表した。
チューリヒ大学精神病院のFranz Vollenweider氏らが専門誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」に研究結果を掲載した。
幻覚剤を使用することで、患者は抱えている問題や痛みの強さなどに対する見方を変え、心理療法士とともに新たな問題対処法を試みることができるという。ただし、治療に用いる幻覚剤は少量のみとし、投与期間を短期間に抑えることが重要であると付け加えた。
また、米研究者が今月発表した別の研究でも、双極性うつ病の治療にケタミンの注入が効果的であることが示されている。
うつ病に効くのか
これもやはり脳内分泌物に作用するからなんでしょうか。
ケタミンが効くと証明されれば、使ってみたい気もしますけれどね。もちろん薬物依存にならない範囲で。