病院の常勤医師の労働時間は週63・3時間に上っていることが27日、厚生労働省の医師の勤務状況調査(中間報告)で分かった。
労働基準法が定める週40時間労働に照らせば、過労死が起きてもおかしくないとされる月100時間近い残業をしている計算。患者の生命を預かり、高度な技術や細かい配慮を求められる医師の過酷な労働実態が浮かび上がった。
1週間の労働時間では、回答した4077人の常勤医師の最高は152・5時間で、平均は63・3時間。うち診療時間は、外来15・3時間、入院24・4時間の計約40時間で、自己研修や研究、教育などがその他の時間を占めた。
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しかもこの時間の間中ずっと、「命」を扱う責任を感じ続けるんですよね。物凄いプレッシャーでしょう。より責任を感じる人ほど、自分に降りかかってきそうですが…。
1回や2回の徹夜が当たり前という職場で、判断力や集中力を維持しろというのは難しい気が。もはや禅の世界ですよねそれは。
もっと医者に優しい環境にすることが、患者になりうる国民にとっても良いのでは、と。