子育てで時間や体調面にストレスを抱える母親が多い実態が、ベビー用品メーカー「コンビ」(東京都台東区)の調査で浮かび上がった。同社が5月、生後6カ月〜2歳の子供を持つ母親993人にアンケート。育児にストレスを感じたことのある母親は約77%に上った。
ストレスの原因(複数回答)は、「自分の自由な時間が取れない」26%と「自分の体調が悪い。睡眠不足」22%で半数近くを占め、育児による時間的、身体的な拘束が大きな影響を与えていた。このほか、「子供が言うことを聞かない」13%、「社会からの疎外感、孤独感」8%、「母乳育児のつまずき」7%など。 「夫が育児に理解がない」は7%だった。
夫の育児への満足度は「満足」31%と「多少満足」40%を合わせ、約7割に上った。一方で、夫の育児で不満なこと(複数回答)は、「妻を精神的に支えない」と「家事をしない」がともに24%。「子供の身の回りの世話をしない」15%、「子供の相手をしない」13%、「育児知識がない」11%などだった。
うまいこと社会で解決していかないといけない問題ですよね、本来は。
育児で負担がかかるのは当たり前の話で、それでも赤ん坊を優先にした生活をしなければいけない。その負担を少し、社会で解決できればと思うんですが。
最近では病院に併設した保育所などもあるようです。もっともっと広がってくれれば女医や女性看護師も助かるはず。医療従事者を守るためにも必要です。