先ほどまで404状態が続くほど激重でしたが今はちゃんと見れると思います。
厚生労働省 合格者速報
第100回医師国家試験の大学別ランキングに関してまとめました。
第100回医師国家試験 学校別ランキング 総計編
第100回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編
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■速報!第100回医師国家試験合格発表■
受験者数 8,602
合格者数 7,742
合格率 90.0%
昨年の合格率が89.1%、一昨年の合格率が88.4%だったので、今年の合格率は高いです。例年より「難しい問題だった」そうですが。何にせよ、おめでとうございます。1年間死ぬ思いで頑張った甲斐がありましたね。
医師国家試験といえば、禁忌問題です。非常に出来の良かったA君は国家試験で95%正解というすごい成績を取りました。が、不合格になってしまいました。何故でしょう?答えは禁忌問題を2問間違えてしまったからです。禁忌問題は、膨大な量の問題の中にいくつか潜んでいます。どれが禁忌問題なのかは一切明かされません。そしてその問題で禁忌(やってはいけないこと)を選択してしまうと、2個間違えでアウトという恐るべき制度です。
これがまた、出来る人で踏んでしまうケースが多い。成績上位者なのに落ちてしまう人が後を絶ちません。彼らは仕方なく国師浪人となるのですが、元々出来るんですから、予備校に行っても全部知っていることなわけです。禁忌をもう1度しっかりやってオシマイ。
意味ありますか?禁忌制度。優秀な医師になるであろう人材が1年間を無駄にするという現実がやるせない。2個ミスったら終わり、みたいな禁忌問題制度では、医学の知識がある者が合格するというよりも、要領のいいヤツが受かるということだと思います。もっと医師としての素質をみたいのなら、問題数を増やせばいいだけの話です、単純に。
今年は禁忌問題が2個間違いまでOK、3個でアウトという基準になったみたいですね。おそらく2個踏んでしまった人が多かったからだと思いますが、そのぐらいアバウトな問題で人の優劣を問うことができるのでしょうか?甚だ疑問です。できることなら廃止してほしいですね。
医師として知っておくべき内容を出題するとして、3年に一度「医師国家試験出題基準」が出され、そこに挙がっている項目、疾患、症候等を基本として出題される。しかし、全科に渡って膨大な項目数であり、試験委員の意向によってはかなりの難問も出題され、専門の医師ですら解答に困難な問題も少なくない。その分野の専門医すら解答が分かれるような難問を学生に課すべきか近年議論が起こっている。
また一般に、世間では「医師なら誰でも解ける内容」と誤解されがちだが、医学関連の全分野から出題され、またそれぞれの専門分野における最新の知見に基づいて出題されるため、出題範囲は極めて広く、専門分野以外の問題については、主要領域等を覗いてベテランの医師ほど解答に苦慮すると言っても過言ではない。
参考:医師国家試験 wikipedia