2010年07月19日

デジタルドラッグ(i-dosing)がアメリカで蔓延

青少年に蔓延する「麻薬音楽」

 米国の青少年の間で、インターネット上のMP3音楽で「ハイ」になり、エクスタシーになる「デジタル・ドラッグ」が流行している――カンザス州オクラホマのテレビ番組『News 9』は、そう報道している。

 「デジタルな一服(i-dosing)」に必要なのは、ヘッドホンを着けてある種の「音楽」を聴くことだ。こうした音楽は、大部分は単調な騒音にしか聞こえないが、販売しているサイトは、聴けばハイになれると主張している。

 こうした音楽の一部は『YouTube』で無料公開されている(ドラッグはいつでも、最初はタダだ)。ティーンエージャーたちがこれらを聴いて「ハイ」になる様子の動画が、YouTubeにはいくつも掲示さている(たとえば、「Gates of Hades」(ハデス=冥界への門))

 これらの「デジタル・ドラッグ」は、マリファナやコカイン、アヘンやぺヨーテ等と同じ効果を生み出すとされている。ただし、街で売られているドラッグに取扱説明書が付いていることはまずないが、デジタル・ドラッグの利用者は40ページの説明書の購入を勧められる。これにはMP3で適切にハイになる方法が書かれているのだ。

 カンザスのMustang公立学校学区では、この脅威を軽く受け流すことはせず、この新たな流行に警戒するよう、保護者たちに手紙を送った。学校関係者たちは、生徒たちがサイバードラッグの常習者になることを阻止するため、学校での『iPod』の使用禁止まで行なっている、と『News 9』は伝えている。



 前回取り上げた記事はこちら

耳で聞く麻薬「i-doser」を韓国で取り締まる。

 こんなどうでもいいもんを使ってまでハイになろうとするのは残念な人生、といってしまうのは容易いですけれども、現物のドラッグやマリファナだって同じですもんね。まぁマユツバなものだとは思いますけれど、取り締まって損はないかなというところ。
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posted by さじ at 23:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
音楽は自分で勉強する損はない今は創作意欲ない忘れるんです日本の琴の作品をピアノで自作したのに今まるで思い出せず弾けない譜面造りませんし、つまり記載記事とは逆の精神の安定する自作曲のワンパターンにバナナバナナonはまってる同じ事を繰り返して安定性を得てる私の音楽とは所詮記憶をする事は出来ない記憶出来た事が学問に逆に大人の時めきヒラメキウィンク纏まらず長く成りましたが沢山限り無くクラシックからロックにジャズに全部に聴いて見て下さい久々に起きぬけにビル エヴァンスよ明日の朝はISRAELから始まるTHE BOY NEXT DOORで終わる私の尊敬するアーティストに
Posted by みか at 2010年07月22日 20:52
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