2006年03月29日

生理の血から、心筋っぽい細胞を発見

月経血から「心筋のもと」 慶応大チームが分離成功

 女性の月経血の中から、心筋の特徴を示す細胞に40%以上という高い確率で成長できる特殊な細胞を分離することに、三好俊一郎・慶応大助手らのチームが成功し、26日までに米心臓病学会で発表した。

 チームによると、心筋らしい細胞が、大人の別の細胞からこれほど高率に採取できたのは初めて。集めるのが容易なのが最大の特徴で、心筋としての機能と安全性が動物実験で確認されれば、将来は再生医療への応用も期待されるとしている。

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 Sugeeeeeeeeeeeeeeee!!

 何でだろう。ということは女性の子宮内膜細胞から赤ん坊の心筋がつくられているということ?詳しいことは分かりませんが、夢の人工子宮への第一歩というところでしょうか。

 心筋細胞といえば、「口腔内の細胞から角膜をつくった」ことで有名な方が、「心筋と同じ働きをする細胞シート」を作ったという講演をされたことがあります。

 再生医療には色々な手法があって、その中で氏の研究は「細胞のシートを作り、それを重ねることで本来の機能を出していこう」というものです。いやぁアレは凄い。心筋細胞のシートを重ねることで、本来の心臓の拍動を取り戻すことができそうです。この技術が発展すれば、心筋壊死が起こってもカバーできるかもしれません。

 最後に、その方々の紹介を。

 角膜シートを作ることで視力を劇的なまでに改善させたのが、大阪大学眼科学教室の西田幸二講師、田野保雄教授ら。

 そして各種細胞シートを作ることで今までは治療困難だった疾患に希望の光を見出した東京女子医科大学大学院の大和雅之助教授と岡野光夫教授ら。

 正直言って、再生医療が「成功」しているのは世界でもごく少数だと思います。話を聞いて「これならいける!」という期待が出てきたのは初めてです。これからも、注目していきたいと思います。

参考:東京女子医科大学大学院再生医工学分野

 角膜再生に関しては日経サイエンス2006年4月号に載っているそうなのでそちらを。

 当時のニュースはリンク切れでしたのでGoogleのキャッシュですがこちらをどうぞ。


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posted by さじ at 03:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生理
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