2006年03月26日

医者とお金と自民党の小泉首相

日医会長選挙に3人が立候補

 おととし会長に就任した植松会長の任期満了に伴う日本医師会の会長選挙は、25日午後5時に立候補の受け付けが締め切られ、▽2期目を目指す植松治雄氏、▽東京都医師会会長の唐澤よし人氏、▽京都府医師会所属の金丸昌弘氏の3人が立候補を届け出ました。

  今回の会長選挙は、来月から医療機関に支払われる診療報酬について、政府が過去最大の3.16%の引き下げを決める中で、小泉総理大臣が掲げる改革路線への対応や自民党との関係のあり方が争点となっています。立候補にあたって植松会長は「人の健康や命にかかわる分野に市場主義原理を持ち込むべきではない」として、引き続き今の政権とは一定の距離を置く姿勢を示しているのに対し、唐澤氏は「こうした植松会長の姿勢が、政権与党との関係をかつてないほど悪化させ、医師会の影響力を低下させた」として、執行部を一新することで、政府・自民党との関係修復を図る必要性を訴えています。会長選挙は、来月1日、日本医師会の350人の代議員による無記名投票で行われます。

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 今まで、与党と医師会は太いパイプで結ばれていました。しかしここ数年、異常なまでに関係が悪化しています。まぁ今まで医師会が自民党に金を渡すことで医者が儲かる仕組みを作り続けてきたわけでありそのパイプは「悪」なのですが、医師の主張を聞かずに医療制度を決められるほど政治家は有能ではありません。少なからずパイプは必要だったのですが…

 パイプをぶったぎったのは自民党の小泉首相。彼は増えゆく医療費を危惧し、国民皆保険制度をなくそうとしています。簡単に言ってしまえばアメリカ式の医療制度の実施であって、「金をもっている人ほどいい医療を受けられるよ」っていうことですね。

 そもそも国民皆保険制度は成功していると思うので、わざわざ壊す必要はないと思うのですが。海外の評価も高いようですし。もちろん医療費を「税金で補う」のですから国民皆保険制度はリスクがあるでしょう。リスクといっても政府に、ですが。

 自民党と医師会の仲が悪くなり、損を食ったのは働いている医師と患者になりうる国民です。医療費が上がっているのは決して医者の責任ではありません。高齢化、少子化などが問題となっているわけで、どの先進国でも医療費は増大しています。それに対し、医者を犠牲にするのか、患者を犠牲にするのか、あるいは政府を犠牲にするのか、の違いです。このままでは医者が犠牲になり、今まで以上に過酷な労働を強いられ、その代償は患者へ行き、さらに患者側の負担も大きくなるという最悪な循環になってしまうでしょう。私個人としては政府を犠牲にしてほしかった。医療費が増えるのなら、その分わけのわからない天下り先やら地方利権やらを減らせばいい話じゃないですか。

 医者も政治家も役人も、無駄遣いやめましょうよ。

参考;診療報酬改定情報交換サイト


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posted by さじ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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