2006年03月25日

投薬ミス防止策に「バーコード」

医療用医薬品にバーコード 取り違え防止、今夏に導入

 似た名前の薬を誤って投与する取り違えミスなどを防止するため、厚生労働省はこの夏から、医療機関で使用する医薬品にバーコード表示を導入する方針を決めた。将来的には、電子カルテなどの情報と照合し、医師が処方した薬と同じかどうか確認できるシステムにすることも目指す。

  バーコードには薬品名や数量、製造番号などの情報が記録され、投薬や調剤の際に専用の端末で内容を確認する。普及が進められている電子カルテなどの情報と照らし合わせることで、薬の取り違えや処方量の間違いなどを防ぐ仕組みになるとの期待もある。医療機関で使う注射薬や生物製剤などから順次、導入を進めていく方針だ。

 医薬品には名前が似ているものや同じ薬でも量や濃度が異なるものがあり、誤投与が後を絶たない。ラベル表示を工夫するなどの対策が取られているが、取り違い防止の決め手にはなっていないのが現状だ。このため厚労省は製薬業界などとの間で、バーコード表示の導入に向けて調整を進めてきた。

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 おー、これはいいことですね。むしろ何故今までなかったのかが不思議なくらいです。ただでさえ薬品の名前はわけがわからないですから…。ただ、慣れが必要ですよね。うまく機能するまでに結構時間かかりそうです。
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posted by さじ at 05:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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