2010年04月14日

キュウリに脂質分解酵素ホスホリパーゼが含まれていた

キュウリに恵みの酵素 強い脂質分解力 福島大准教授のグループ発見 

 福島大共生システム理工学類の杉森大助准教授(42)らの研究グループは、キュウリに脂質分解酵素の「ホスホリパーゼ」が含まれていることを世界で初めて発見し、抽出に成功した。抽出した酵素は従来型より分解力が強い新型であることも判明した。植物が原料のため人体への害がなく、洗剤から食品まで、さまざまな製品への活用が見込まれる。国内の大手食品メーカーと手を組み、来月から実用化に向けた共同研究に入る。規格外などで廃棄するしかなかったキュウリの有効活用にもつながりそうだ。

 ホスホリパーゼは、細胞膜を構成するリン脂質を分解する酵素。食品の保存状態や品質を向上させるのに用いられている。

 今回発見した新型は3種類で、分解力が強いだけでなく、複数種類のリン脂質に作用するため活用範囲が広いという。杉森准教授はこれらの酵素の特許を出願している。

 ホスホリパーゼは破傷風菌などの病原性微生物や豚の内臓から抽出され、食品用に使えるものが限られていた。

 キュウリに含まれる新型の酵素は、植物由来のため安全性が高いのが最大のメリットだ。応用が期待される製品は、マーガリンなど油脂を乳化させて作る加工食品分野が特に有望視されている。

 杉森准教授は酵素学が専門で、地域に貢献できる研究を目指し、全国有数の生産地である本県のキュウリに着目。県学術教育振興財団の助成を得て昨年4月から酵素の抽出を試みた結果、新型を発見した。

 農林水産省のデータによると、平成19年度の本県のキュウリ収穫量は5万3,600トンだが、出荷量は4万7,600トンで、11.2%に当たる6,000トンが規格外などで処分されている。だが、この廃棄されていたキュウリを全部使うと、1トン当たり1.7キロの酵素を抽出できる

 杉森准教授によると、酵素の市販価格は1ミリグラム当たり1,000〜3,000円で、廃棄されていたキュウリからは、総額212億円相当の酵素剤が製造可能という。

 今後、新型酵素の特性をさらに調べるほか、酵素剤として商品化できるメーカーなども探す考えで、杉森准教授は「これまで廃棄していた農作物が有効活用できれば、農家にとっては新たな収入源となり、農業の活性化にもつながるのでは」と話している。



 きゅうりという野菜は、野菜なのに栄養素がまるでなく、ほとんどが水と信じられてきましたが

 ナント画期的な酵素を含んでいたそうです。

 まぁ食べてもたかが知れている、と思うんですが、私の知り合いにきゅうりが大好物という河童のような人がいます。きゅうりだけで生活も可能という彼は、身長は高く食事量も普通。にもかかわらず、ガリガリです。

 そんなわけで胡瓜に脂質分解酵素が入っている、という話は妙にしっくりきたりします。


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posted by さじ at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生理
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