2010年04月12日

生理による経血の漏れやかぶれを6割以上が我慢している

生理「快適な工夫せず」6割、仲間で気軽に話題にして

 多くの女性が月経時に、経血の漏れやかぶれなどを気にしているにもかかわらず、6割以上が対策を取らず、我慢している――。

 そんな現状が生理用品メーカー「ユニ・チャーム」が行ったインターネット調査(昨年12月、全国の18〜49歳の女性約1万人が回答)で分かった。

 生理に関する悩みでは、「経血が漏れていないか心配」と答えた女性が最も多く82・7%。ほかにも「においが気になる」(71%)、「膣や周辺の肌が蒸れる・かぶれる」(58・3%)と、多くが何らかの悩みを抱えていた。

 一方で、こうした悩みに、全体の61・6%が「快適に過ごす工夫や努力はしていない」と回答。「薄い色の服を着ない」(79%)、「運動を控える」(46・4%)、「外出を控える」(30・1%)と、服装や生活を制限して耐えている姿もうかがえた。

 この結果に、神奈川県立汐見台病院産婦人科の早乙女智子医師は「月経について積極的に知ろうとすることが、恥ずかしいことのように思われている。不快な症状を軽減できる生理用品もあるが、情報を得る手段が少ない」と話す。

 今回の調査では、日常使用している生理用品をナプキンと答えた女性が76・5%と圧倒的に多く、漏れにくく、服装も制限しないタンポンの利用者は23%にとどまった。小学校などで行う初潮教育で、タンポンについて習った女性が10・6%と少ないことから、ユニ・チャームでは「タンポンに関する情報が少なく、抵抗感につながっているのでは」と分析する。

 最近では、ナプキンとタンポンの間の機能を持つ商品や、経血の色が目立たない黒い色のナプキンも複数の社から発売されている。早乙女医師は「生活シーンや経血の量に合わせて生理用品を使い分ければ、もっと快適に過ごせるはず。インターネットで調べたり、気の置けない仲間と話題にしてみては」とアドバイスする。



 女性の下着専門店があるように、ナプキンやタンポンの専門店があるといいですよね。コンドーム専門店にカップルで入るぐらいのフランクさで。

 そこに女性薬剤師や女性看護師といったスタッフがいればなおのこと安心するでしょう。ビジネスチャンスだと思うのですが。
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posted by さじ at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生理
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