厚生労働省は10日、昨年1年間のはしか患者が741人だったと発表した。
1000人を切ったのは、記録を取り始めた1982年以来初めて。前年の1万1015人に比べて大幅に減少した。同省は「08年度から13歳と18歳を対象に追加接種を始めたことが、患者減少につながった」としている。
人口100万人当たり1人を下回ると、はしかがその国から排除されたことになる。全国平均は5・8人だが、秋田、高知、熊本、石川の4県で1人を下回った。昨年4〜12月のワクチン接種率は、小学校就学前で67・3%、13歳が65・8%、18歳で56・6%。各年代とも目標の95%には到達しなかった。
劇的な効果ですねぇ。
日本ほどのはしか大国は先進国にはないといわれているぐらいでした。自分の子供にワクチンを打ちたくないという考え方はまぁ100歩譲れば理解できなくもないですが、麻疹は他者に空気感染しますからね。もはやモラルの問題。
今後も徹底したワクチン接種で、感染者を減らすようにいたしましょう。