2010年03月07日

赤ちゃんと同じ成長方法をするロボットを阪大が開発する

大阪大が赤ちゃん型ロボット開発 ハイハイや寝返りも

 ハイハイや寝返りの仕方を試行錯誤しながら自分で学ぶ赤ちゃん型のロボット「M3―neony」を大阪大の浅田稔教授らのチームが開発し、大阪市内で3日公開した。

 人間が動作や言葉を身につける過程を調べる科学技術振興機構のプロジェクトの一環。浅田教授は「人と共存できるロボットの開発や、人間の運動学習や認知発達の仕組みの研究に生かしたい」と話している。

 ロボットは身長約50センチ、体重約3・5キロで、新生児とほぼ同じ体形。全身にモーター22個と触覚センサー90個、頭部の目と耳の位置にカメラとマイクを2個ずつ持ち、相手の顔や声を識別する。

 ハイハイを学ぶプログラムでは、「前に進む」という目標を与えると、もがくようにランダムな動きを繰り返しながら、徐々に両腕を使って前に進む動作ができるようになる。寝返りやつかまり立ち、伝い歩きも学ばせることが可能という。

 チームは同時に、多彩な表情をつくるロボット「M3―synchy」も公開。手や首のほか視線や口を動かして、さまざまな感情を表現する。ロボット同士や、人間とロボットとの言葉を使わないコミュニケーションの研究に応用する。



 育児に不安な人のためにもなるのかもしれませんけれど、研究用。

 身長体重まで平均値という作りこみ具合もなかなかナイス


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posted by さじ at 06:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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