厚生労働省の研究班はこのほど、ビタミンDとカルシウムの摂取により、糖尿病の発症のリスクを「低減させ得る」とする研究結果を発表した。研究班では「一般的に日本人の食事にはカルシウムが不足しており、その摂取量を増加することにより、糖尿病を予防する可能性が考えられる」としている。
今回発表されたのは、1990年と93年に岩手県二戸、秋田県横手、茨城県水戸、新潟県長岡、長野県佐久、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県中部・宮古の9保健所管内に住んでいた40−59歳の男女約6万人を5年間追跡調査し、ビタミンD、カルシウムおよび乳製品の摂取量と糖尿病発症との関連を調べた結果。
小魚などを食べなくなったせいもあるのでしょうけれど、日本人の食からカルシウムが失われているようです。
特に女性の場合は、ただでさえ閉経後のエストロゲン欠乏によって骨粗鬆症が起こりやすいので、カルシウムは心掛けて摂ってほしいものですが
そして糖尿病のリスクも低減してくれるようです。カルシウムの含まれている食事を心掛けてみてはいかがでしょうか。
やっぱり魚を日々の生活にしっかりと取り入れることは大切ですね。
魚にはDHAやEPAなどの悪玉コレステロールを減らすよい成分もありますから、魚をもっと食べていきたいと思います。