2010年02月19日

薬の飲み忘れを防ぐためのセンサーやキャップを販売

薬の飲み忘れ対策に無線技術 極小センサーや光るふた

 医師の指示通りに服薬を続けなければならないのに、うっかり飲み忘れたり、飲んだかどうか自体を忘れてしまったり――。そんな失敗の予防策として、最先端の無線技術を取り入れた製品が次々と開発されている。極小サイズのセンサーを埋め込んだ錠剤や、光で服薬の時間を知らせる薬瓶のふたも登場した。

 米カリフォルニア州の新興企業プロテウス・バイオメディカルが開発したのは、患者が飲む薬にセンサーチップを搭載させる技術だ。同社のアンドリュー・トンプソン最高経営責任者(CEO)によると、チップは非常に小さく、食品とビタミン類から作られているため安全性が高い。錠剤の中に埋め込んでおけば、胃酸の作用でスイッチが入った状態となり、患者の皮膚に張ったパッチに無線で信号を送る。パッチは心拍数や姿勢、体温、睡眠の状態などを測定。これらのデータを見れば、服薬状況や薬の効果、副作用を把握することができる。

 パッチを張った患者から半径約6メートル以内の位置に電話があれば、暗号化されたデータがプロテウスに転送される。同社がこれを解読し、携帯メッセージや電子メールの形で本人、家族らに送信するという仕組みだ。患者本人の許可があれば、データを担当医らに送ることも可能になるという。

 トンプソン氏によると、すでに心臓病、高血圧、結核の患者を対象に、この錠剤を使った臨床試験が始まっている。さらに精神疾患についても、近く試験が開始される予定。2011年後半の発売を目指しているという。

 一方、米マサチューセッツ州の新興企業バイタリティは、薬瓶のふたに注目した。「グローキャップ(光るふたの意味)」はその名の通り、薬の時間になるとオレンジ色に発光して患者に知らせてくれる。夜間の服薬のため、無線でつながれた付属のランプも同時に点灯する。1時間以内に薬を飲まなければメロディが流れ、さらに数時間後には電話や文字メッセージで警告が入る。服薬状況の記録は、登録しておいた家族らにも自動送信される。グローキャップはインターネット上の通販サイトなどを通し、9000円前後の価格で販売されている。

 世界保健機関(WHO)の調査によると、慢性病患者が医師の指示通り服薬を続ける率は先進国でも50%にとどまり、途上国ではさらに低いと推定される。米ニューイングランド医療研究所(NEHI)によると、服薬の指示に従わない患者のために、年間約2900億ドル(約26兆円)の医療費が失われている計算だ。こうした事態の改善に向け、先端技術の果たす役割に期待がかかっている。



 これは・・・便利すぎますね。

 意外と、毎日飲まなければいけない薬でも、飲み忘れてしまうものです。

 しかし1日飲まないだけでも身体の血液中の薬物濃度が変動してしまうため、飲み忘れは極力なくさなければなりません。でもなかなか難しい。結局自己管理になっていますからね。

 記事にある、チップ入りの錠剤は凄いですね。まさに完璧、という感じです。

 が、アメリカならではのお金持ち向けの医療だなぁという感じもしますね。これは日本では絶対に無理でしょう。国民皆保険制度ですから…。

 キャップのほうは、まだ買いやすいですね。これは日本でも売り出せば爆発的に売れるのではないか?というようなキラーアイテムな気がします。もう東急ハンズとかで売ってたりするんでしょうか?物凄い数が売れると思うんですれども。


広告
posted by さじ at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。