2010年01月30日

パーキンソン病の原因遺伝子を持ったサルを誕生させる

原因遺伝子持つサル誕生、パーキンソン病治療に道 慶大など

 慶応大学と実験動物中央研究所(川崎市)の研究グループは、人の脳神経の難病「パーキンソン病」の原因遺伝子を持つ霊長類を誕生させることに成功した。遺伝子組み換え技術を使って、人の遺伝子を霊長類に入れた。新しい薬の開発や新型万能細胞(iPS細胞)を使った再生医療の研究に役立つ。

 研究グループは、人と同じ霊長類の仲間であるコモンマーモセットを用い、家族性パーキンソン病の原因遺伝子である「アルファ シヌクレイン」を生まれつき持たせることに成功。遺伝子が動物の体の中で働いていることを確かめた。



 パーキンソン病のような難病でも、どこが異常なのか分かっているような疾患の場合、iPS細胞による再生医療に期待が持てます。

 サルで同じように病気を意図的に起こせたわけですから、あとはこれをいかに治すか、という研究の発展と成功を願って。


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posted by さじ at 05:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護
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