2010年01月05日

好きだと相手に伝えるポーズには、味覚細胞が関連している。

愛のポーズは味覚で決まる

 “好きだと相手に伝えるのは難しい。ちょっと照れくさいけど、ウィンクしてみようか。”

 求愛はどんな動物にとっても、次世代を得るための大事な活動です。東北大学大学院生命科学研究科の小金澤雅之助教と山元大輔教授は、首都大学東京の松尾隆嗣助教らとともに、ショウジョウバエの雄が味覚を頼りに雌への求愛ポーズを決めていることを発見しました。

 ショウジョウバエの雄は、通常、雌に向かって片方の翅だけを振るわせる求愛行動をしますが、ある味覚神経細胞の働きを、毒素を作る遺伝子を利用して止めると、ハエの雄は両方の翅を同時に動かすようになり、求愛がうまくいかなくなりました。いわば、片目を閉じるウィンクができなくなって(片翅だけを動かせなくなって)、両目を閉じたら(両方の翅を同時に動かしたら)台無しになった、というこの成果は、12 月24 日の英国科学誌Current Biology(カレントバイオロジー誌)のウェブサイト上で公開されました。



 へぇー。何でなんでしょうね。不思議。「何でキスをするようになったのか」という問題に似てる不思議さがあります。

 恋愛というものを科学的にとらえるのはなかなか難しいんですが、この研究のように、人に対してもより高いレベルで何らかの因子と関連づいているんだろうな、と。そういう研究は非常に面白そうだな、と思いました。

 全然関係ないんですが、私も先日、「好きだと相手に伝えて」きました。ちょっとどころか、ものすごく照れくさかったんですけれど、伝えることができ、また、お付き合いしてもらえることになったので、飛び上がるほど嬉しかったですね。

 何かうまくいかないことがあったときだけでなく、「何にもない日常」に対しても鬱状態に陥ってしまうこともある私ですけれど、好きだと伝えて、そこまで親しく接してこれなかった女性と繋がりを持つことができて、心底嬉しく感じますし、そのおかげで、今は凄く落ち着いています。

 何と言いますか、やはり恋愛というものは人を動かす上で大事な因子なんだなと思います。鬱病で生活もままらなかったような人が、恋愛したり結婚したりして、ストンと腑に落ちて、全く問題なく行動できるようになった人もいますしね。
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posted by さじ at 06:33 | Comment(4) | TrackBack(0) | 生殖
この記事へのコメント
おめでとうございます!
いつも拝見させていただいています。
キスは、唇の新皮質を占める割合が大きいからと、勝手に自己完結してたんですけどどうなんでしょうかね。
どうぞお幸せに
Posted by 医学生 at 2010年01月05日 07:00
おめでとうございますexclamation×2
ずっとロムさせていただいていましたが、思わず足させていただきました。
Posted by ロム at 2010年01月05日 23:02
>>医学生さん
ありがとうございます!
食べ物を入れる場所をふさぐほどの信頼感、という説もありますし、鳥が求愛の表現として食べたエサを相手に渡すような行為の延長、という説もありますね。

>>包茎さん
ありがとうございます!
何せ手探り状態なんでまだ不安はありますが、楽しみながら進んでいきたいと思います。

>>ロムさん
ここにきて書き込んでいただけるとは。笑
ありがとうございます!
Posted by さじ at 2010年01月06日 05:15
また面白いと思った

今度は大胆に広めてしまった。

申し訳ないけど、お気に入り入れたくなったって
日記に書いた
Posted by ここも紹介した at 2010年01月19日 22:29
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